こどもという絵
2017.04.04 Tuesday
(画像は2013年の宜野湾のKUFUUでの展示風景)
2014年なので今から3年ほど前
仙台のライトソースというギャラリーで展示をした。
仙台で絵を見てもらうのは私にとって
普段、沖縄で目にしているものを絵を通して人に伝えることができる大切な時間。
絵を見てもらいながら話をすることで、私が沖縄でどんな生活をしているのか見えてくるということもある。
と言っても大した特別なことはなく、仕事をし、ご飯を食べ、生活をしているということなのだけど
ある日仕事をしていた時、上司のお子さんが遊びに来ていて少しだけ話をした。
もちろん普通にぶどうガムがうまいみたいな話をしていたのだけど
私はその子の体から溢れている光みたいな流れみたいなものに釘付けになって
そうか〜こどもってこういうもので満ち溢れてるんだとしみじみしていた。
これはその時のことを描いた絵だ。
会期も中ごろを過ぎた頃、道で会った知り合いに教えてもらったのと言って、
ふらりと見に来てくださったお客さんは、
じっとこの絵の前に立って、うーんどうしよう と悩みだした。
お家のレモン色の壁にぴったりだ。。。とおっしゃる
結構大きめの絵なのでサイズはどうか喧々諤々
そしてお家に運んで行ったら、絵は生き生きとぴったりおさまった。
運んでいってお宅は、私が高校時代を過ごしたアパートの近くだったが、
たくさんの木々と澄んだ空気に満ちていて、こんなに気持ちの良い自然が残っていることにびっくりしたことを覚えている。
レモン色の壁の前に、ステンドグラス作家さんのお宅なのでいたるところに作品が、一緒に運んでくれた父と