絵を描くこと 日々を過ごすこと (制作メモ)

2017.08.04 Friday

0

     

    ホームページのStatmentを更新しました。

     

    ことば 言葉 とても大切な伝える道具 

     

    1に練習 2に練習

     

    ステイトメントにまとめる前のメモがありましたので記録として載せておきます。

     

     

     

    ○制作メモ

    私が制作をするときは大体パネルを作って削って布を貼って下地を作って塗って磨いてしばらく置いて、

    白く艶のある少し呼吸のできるような質感の面を撫でながら絵の具を広げる。

    絵の具の色やコラージュする紙はほとんど何も考えないで、できるだけ考えないで選ぶ。

    画面を立てたり横にしたり色がだんだん重なって、埋め尽くされて、空間が生まれたり形が生まれたり、何でもない場所になっていく。

    絵の外は何でもある空間に埋め尽くされている。だから何でもない空間に集中する。

    深呼吸したり息を止めたり、画面を見ないで出来るだけ体の力を抜いて、

    筆を持ちながら体の中に流れるリズムや音楽に忠実になろうと試みる。

    そしてしばらくやってみてから目を開けてまたじっくり見る。何か見えている。

    またそれに従って色を自動的に選んで、できるだけいい量乗せられるように試みる。

    描いているといろんなことが頭に押し寄せて絵も理屈臭くなる。

    そしたらまた壊して私の考えではなくて絵そのものに近づこうと試みる。

    そういうことを繰り返していくと私が日々体験している自然とのふれあいだったり人とのふれあいの中で感じた「素」みたいなものに出くわしてくる。または絵を見ながらこれはあの時のあの感じだなというふうに思う。

    そうしたらそれにできるだけ忠実に絵になるように終わらせる。これがなかなか難しいがそうやって終わる。

    こういうふうに制作しているから普段の生活がとても大事になってくる。海に行って泳いだり、じりじり日に焼かれたり、うろうろと散歩したり、日常生活でいろいろ失敗したり、人の話をよく聞いたり、どういうことなのか考えたり。

    最近は子供がいるので以前より一つ一つの行為がますます意味を深めて面白さも倍増している。そして理解することが増えている。

    自然の中にいるとわかりやすいが世界にはいろんなエネルギーが満ち満ちている。いろんなものが流れている。循環している。

    そしてまた人の素は、ある空間のようなもので制限がないように感じる。私にとって絵は、平らで時間という概念がないので人や事物の素といったような空間を表現するのに適していて、色は光なので汲み取った流れを表現するのに適している。

     

    ○制作について

    画面に向かうときは出来るだけからだの力を抜いて 色 かたち リズム その重なり 奥行きにあそびます。

    その集積のなかに、日々の生活の中で出会う物事 こころのかたち ひかりのいろ さまざまな空間を見つけ、わたしという人を通してみた世界の一辺一辺とつながりを得ていきます。出てきたものにおしえられながら出来るだけそのものに近づこうと試みています。

    コメント
    コメントする